sanuki story project

178Daichi 東京都  匿名希望さん
嬉しい話
私が香川大学に通っていた頃、研究ばかりの毎日に明け暮れていて、ずっと同じ仲間と過ごしほとんど他人と接することもなかった。
そのストレスのせいか帰り道にコンビニに寄って甘いものやお酒を買って帰ることが日課となっていた。
これと言って楽しいこともない毎日であったが、ある日久しぶりに早く学校を終わることができ、いつもとは違うルートで帰っていた。
瀬戸内海が見える場所に着いて、ベンチに座り、コンビニで買ったパンを開け食べていた。
すると、後ろで車の停まる音が聞こえ、隣のベンチに誰かが座った。しばらくすると、パンを開けるような音が聞こえ、ふと隣を見た。
すると自然とにやけてしまった。こうして、私達は出会い今現在に至っている。